ブラックでもインターネットバンキングは利用できる!
借金返済を延滞してブラックになっても銀行サービスは利用できる
クレジットカードの返済を何度も滞らせたり、あるいは長期延滞した場合、最終的にカード会社から解約処分を受けることがあります。そうなると、その記録が信用情報会社が記録するデータに残り、他社のクレジットカードを作ることもできなくなったり、あるいはローンに申し込んでも拒否されてしまいます。こういった状況を「ブラック」と呼びます。
ブラック扱いになって困るのは、商品を購入する際の決済手段が限られてしまうことです。たとえば、オンラインショッピングを利用する場合、クレジットカード決済ができないため、ほかの手段を選択するしかありません。ただ、ブラックであっても、銀行の口座を開設して、インターネットバンキングからお金を振り込むことは可能なので、銀行振り込みに対応しているショップであれば商品を購入することができます。

銀行口座開設の審査とカード発行審査はまったく別物
では、なぜブラック扱いになった人でも銀行を利用することはできるのでしょうか。それは、お金を借りるという契約が不要だからです。ブラックになった人の制限は、あくまでも借り入れができないということだけです。銀行口座の開設には審査が設けられていますが、口座開設の審査でチェックするのは、反社会的な組織に属していないか、過去にオレオレ詐欺などに加担していないかといったことで、借金の返済をせずにブラックになったという部分はチェックされません。
ただ、当然ですが、銀行口座を開設したあと、銀行のクレジットカードに申し込んだ場合は発行を断られる可能性が高いです。しかしながら、カード発行を断られても、既に開設した口座を廃止されるということはありません。